発達ゆっくりさん。小学校入学までのスケジュール。勉強面は?
2歳差の兄弟を子育て中です。長男は支援級1年生で次男は年中さんです。長男は支援級に迷うことなく入学しました。今回は、長男のことを振り返りながら発達グレーの次男の入学についても考えていこうと思います。
※我が家は関西在住です。各自治体や小学校によってかなり違うようです。正確な情報はお住まいの地域にお問い合わせくださいね。
支援級と通級の違い
●支援級:支援級に籍をおきます。基本的に国語や算数を支援級で過ごします。朝の会や給食、体育や図工などは普通級(交流級)で過ごします。
●通級:普通級に在籍します。障害に応じて週に何回かその児童に適した授業を通級で受けます。授業は自立活動とされ、その子にあった個別課題や集団課題などがあります。学校に通級がない場合も多いので保護者の送迎で通います。
現在、年中の次男は通級を検討しています。なので、通級について調べていきますね!今後、別記事でまとめていきます
発達ゆっくりさん向け入学までの年間スケジュール
まずは、全体スケジュール(2016年産まれの長男)
●~5月 園に就学について相談
●6~8月(中には9月以降の子も)入学予定の小学校見学
●~8月 教育委員会と就学相談→就学先を決定する
●~8月 放課後デイサービスを見学
●10月頃 ランドセル購入(レシートは保管!)
●11月 就学時検診
●2月 学校説明会
●2月 学用品購入
●3月 通学路を歩いてみる
●入学式前日 入学式の予行練習
~5月 園に就学について相談
早い子は年中から動いている子もいます。また発達検査の結果が欲しいといわれることもあるそうです。発達検査を受けるまでに時間がかかるケースもあるので注意が必要です。
6月から8月 入学予定の小学校見学
長男は、普通級(交流級)と支援級の情緒と知的クラスを見学させてもらいました。我が家は2つの学区にまたがる地域に住んでいたので2つの小学校を見学させてもらいました。そのうちの1つは教育委員会の先生と、もう一つは園長先生に同席していただきました。
~8月 就学先決定
支援学校なのか、地域の小学校の普通級なのか支援級なのか通級なのか専門家の判断を聞くことができます。
就学先の決定は保護者が決める、となっていますが同じ市内で別の小学校に通う子は、支援級を利用できるのは知的な遅れがある子のみ。と言われたそうです。親が支援級を希望していても入れなかったそうです。同じ公立小学校でも、こういった違いがあるのは不思議です。学校側にも事情があると思いますが、支援が必要な子で希望しているのであれば、それを叶えてほしいなと思います。
また、長男は小学校の中高学年から普通級への転籍も視野に入れてみては?と言われました。勉強面より情緒の課題が大きいので、そこがクリアになれば普通級も可能かもしれません。入学当初は、転籍を考えていましたが今は特に考えていません。
~8月 放課後ディサービスを見学
必要な方は放課後等デイサービス(略して放ディ)を探します。放ディとは、障害のある子供や発達に発達に特性のある子供のための福祉サービスです。ざっくりいうと「支援が必要な子がいく学童」って感じです。
受給者証をもった6歳から18歳までの子供が利用できます。幼稚園入園直前から児童発達支援にお世話になっていた長男ですが・・・
どこの放ディも空きがなく、一時はかなり焦りました!
結果的に長男は、幼稚園の時からお世話になっている事業所を利用できていますが、どこにも通えず新しいところを必死に探した子も何人かいました。
~10月 ランドセル購入
10月でなくても良いのですけどね。工房なんかで注文される方は年中から動きますし、イオンなんかだと年明けでも購入できると思います。ランドセルの選び方は改めて紹介するとして、ここでは「特別支援教育就学奨励制度」について。
特別支援教育就学奨励制度とは
1、特別支援学校、特別支援学級に通っている
2、サービスを提供する市町村にある小学校または中学校に在学しており、学校教育法施工令第22条の3に定める障害の程度に当てはまる障害がある
※上記に当てはまっていても生活保護などを受けている場合は対象外となるそうです。
給食や通学費、学用品費などの費用を補助対象となります。ランドセルは入学前に購入しますが、補助の対象となります。私の地域は自己申告でしたがレシートを提出する地域もあるようです。念のため、レシートは保管しておくと良いでしょう。
※申請用紙も6月か7月頃と忘れかけた頃に届きました
11月 就学時検診
入学予定の小学校で受ける地域もあるそうですが、私の地域は体育館で行われました。
歯科検診や内科検診などでした。地域によっては眼科検診や聴力検査、簡単なゲームなど知能検査?も行うようです。検診が苦手な息子なのですが、医師も慣れているのか難しそうだなっと一瞬で察してくれて助かりました。
それでも列に並んだり、待ち時間が長かったりするので絵カードなどで予め予告してあげると安心できると思います。もしくは学校や自治体に相談しておくと何か配慮してもらえるかもしれません。
2月 学校説明会&学用品購入
入学予定の小学校へ出向き、教頭先生やPTA役員の方々から説明を受けます。手提げ袋や上履き袋のサイズ、傘の名前の場所や筆箱、鉛筆、下敷きなど細かなことまで説明がありました。
学用品の購入は、学校説明会以降がオススメですよ!
購入用品や名前付けなど後日記事を投稿しますね。
3月 通学路を歩いてみる
学校説明会で教頭先生が「ぜひ、何度か歩いてみてください」と仰っていました。
我が家は、まだまだ同伴登校なので焦ることもないかなーと思い、入学式当日に初めて歩きました。
ちょっと余談ですが・・・防犯ブザーの音を聞かせておけば良かったと後悔しました。
息子は聴覚過敏なのとイレギュラーなことに過剰反応してしまうので、防犯ブザーの音を聞かせておけば良かったと入学当初思いました。
なぜって?間違ってピーピー音を鳴らしてしまう子が1学期やたら多かったからです。そのたびに息子は驚いていたそうです。
入学式前日 入学式の予行練習
特別支援学級に入学する子と保護者だけが集まって入学式の練習をしてもらいました。
会場となる体育館に先生や支援員の方と一緒に並んで入場し、自分の席に座ります。名前が呼ばれたら「はい!」と返事をし、また先生方と退場する。この流れと保護者がどの辺りに座っているかを説明してもらっていました。
就学に向けての家庭学習。1年でグンと伸びるよ
年長の1年間は、大忙し!上記のようなスケジュールに加えて卒園や入学式の服装を考えたりランドセルや教科書の置き場を確保したり。それに勉強だって気になりますよね。
我が子は発達凸凹があって、文字は難しい漢字も読めるけど書くのは苦手でした。ギリギリ名前が書けるかどうか。。。で入学しました。
赤ちゃんの時から「こどもちゃれんじ」にお世話になっています
チャレンジは、進級や進学、クリスマスの時期に大きなキャンペーンしますよね。
【こどもちゃれんじ】デジタル教材?紙のワーク?幼児期に合った学びかたはどっち?勉強方法は、紙かデジタルかで悩みました。
実は、「ちゃれんじ」と「スマイルゼミ」をしています。
2歳差の次男(年中)がいて、1年生だと内容によっては次男もできるんですよね。なので長男と次男それぞれ1つずつ合う方を選ばせよう!と決めて小学校講座も継続しています。
さらに入学お祝いで「ポピー」をいただきました。それも年間契約で!教材が山盛りです!!!
というわけで、「ポピー」「スマイルゼミ」「チャレンジ」のタブレットと紙と4種類の通信教育を行っている我が家です。いよいよ、更新の時がきました。
発達凸凹長男に選んだのは「チャレンジ(紙)」
・間違っていても音がならないからショックを受けずに済む
・筆圧が弱いからかタッチペンの反応が悪くストレス
・指定の□からはみ出すと認識してもらえずストレス
・ご褒美のゲームに興味がない
発達グレー?定型?ちょっとよくわからない次男(年中)に選んだのは「スマイルゼミ」
・長男がやりのこした「幼児コース」も受けれる
・がんばったらご褒美でゲームができる
・YouTubeなどデジタルのものが好き
・二人目で時間に余裕がなくても自己採点してもらえる。また間違ってもさほどショックを受けていない
ポピーは継続です。お支払いをしてくれる、おばあちゃん、ありがとうございます~!
発達に課題のある子供たちのお勉強方法や、その様子については、また改めて詳しく投稿してきます。
どんどん難しくなってくるので満点!を目指すのは難しくなってくるでしょう。勉強するの嫌!てならないよう気をつけながら勉強を見守っていけたらと思います。
でも怒っちゃうんだよなぁ・・・私自身も接し方を学んでいかないとと常に思ってます。